ストレッチの重要性について|意外と知らない効果や影響

query_builder 2024/01/19
ダイエット健康姿勢運動

ストレッチが重要であるということは、すでに広く知られている事実ですが、具体的に「なぜ重要なのか」「ストレッチを行うことでどのようなメリットがあるのか」などについては、正しく理解できていない方がほとんどです。


そこで、今回はストレッチの重要性について、詳しくご紹介します。

ストレッチをする6つのメリット

①不調が出にくい体になる

しなやかな筋肉を手に入れることで、正しし姿勢や正しい動きを当たり前のようにとれるようになると、極端に負荷がかかる部位がなくなります。そのため肩こりや腰痛といった体の不調が解消され、健康的で快適な生活を送ることができるようになリます。

②代謝がUPし、痩せやすい体質へ

正しい可動域と正しい動きを得られると、いつもはエスカレーターを使うところを階段にするなど、日常の活動量を増やそうという気になります。


さらに、フィジカルパフォーマンスが上がるとエネルギーを効率よく消費できるようになるので、代謝がアツプして太りにくい体に。


ストレッチだけでてっとり早くやせるのは難しいですがダイエットプログラムにストレツチを組み込めば、より高い効果が期待できます。

③免疫力がUPする

正しい姿勢、正しい動きを日々とれるようになれば、血行の循環が促進されるようになります。血流が促されることで、体の不調が改善されることに加え、免疫力が正常に保もたれる程度の体温(36.5度くらい)を維持できるようになり、ウイルスに負けない体へと導いてくれます。

④良質な睡眠を得られる

ストレッチをすることで、体をリラックスさせる副交感神経が優位になるといわれています。就寝1時間くらい前に行うと、体だけではなく、心の緊張もほぐすことができ、良質な睡眠を得られます。

⑤けが予防になる

階段の段差でつまづきがちだったりしませんか? 


その場合、可動域(段差を越えるだけの柔軟性)はあるけれど、筋肉を正しく動かせていないのかもしれません。

正しい可動域と正しい筋肉の動きを得るというのは、自分の体をしっかり把握できることにつながります。


よって思いがけない転倒や打撲などによる外傷を防げるというわけです。ただし、年齢によっては筋力や神経的な要素が絡むこともあるので、ストレツチだけではクリアできないケースもあります。

⑥可動域が広がりスポーツパフォーマンス向上

筋肉が柔らかくなることで、関節の可動域が広がって手足を大きく動かせるようになることに加え、動き自体もスムーズになります。この結果、エネルギーを効率よく 使えるようになり、疲れにくい体に。もちろん、運動能力も大きくアップします。テニスやゴルフではボールを捉えやすくなる、ランニングや水泳ではタイムを短縮できるといった効果が期待できます。

ストレッチの種類

スタティックストレッチ

ゆっくり体を慣らすためのストレッチです。一般にストレッチというと、スタティックストレッチを指す場合が多いようです。時間をかけてゆっくり筋肉を伸ばすのが特徴で、ビギナーにも取り組みやすくなっています。筋肉にかかる負荷が少ないので、安心して行えるストレッチでもあります。

ダイナミックストレッチ

名前のとおり、体を大きく、ダイナミックに動かすストレッチです。体幹を鍛えるのに適しており、いろんな動きの中で、体を温めながら筋肉をほぐします。運動能力をアップさせる効果があるので、スポーツ練習時のウォーミングアップにも適しています。

バリスティックストレッチ

初心者でも、簡単にできるストレッチをご紹介しましょう。ここに紹介するのは、5分程度でできるストレッチなので、実際に行って体感してみてください。

ストレッチの方法

背伸び

両手を頭上で組んで手のひらを天井に向け大きく伸ばします。 わきの下が伸びる感覚があったら、よく伸びているということです。

股関節のストレッチ

両足の裏を合わせてあぐらをかき、そのまま上体を前に倒します。 股関節(足の付け根あたり)から内ももあたりが伸びる感覚があったら、よく伸びているということです。 余裕があれば両足のかかとをできるだけ手前に引き寄せます。

お尻のストレッチ

仰向けに寝て、片方のひざを抱えます。できるところまで胸に引き付けてみましょう。

もう片方の脚はできるだけひざを伸ばしたまま行います。


お尻からひざの裏にかけてのあたりが伸びるのをかんじましょう。 抱えたひざを反対側の手で床につくよう引っ張りながら体をひねります。


このとき、ひざは無理に床につかなくてもいいので、両肩が浮かないようにします。 顔はひねった側と反対側にむけると効果的です。

太もも(前側)のストレッチ

立ったまま、片手で同じ側の足の甲(もしくは足首)を持ち、お尻に引き付けます。太ももの前が伸びるような感覚が得られます。うつ伏せになった状態でも行えます。

注意すべきポイント

急に伸ばさない

いきなり痛いところまで伸ばすとかえって筋が固まってしまいます。 最初の5~10秒は体が適度に伸びるためのウォーミングアップです。伸ばしたい部分を意識しながらゆっくり20~30秒かけて伸ばしましょう。痛気持ちいいくらいの強度がちょうどいいでしょう。

呼吸はゆっくり続ける 深呼吸を続けることで緊張を緩和させる効果が期待できます。


またうつぶせで行う種目などは腹部が圧迫されることから血圧の上昇が起こりやすく、深呼吸にはそれを防ぐ働きもあります。

運動前のストレッチは8~12分が理想的

運動前には、運動で利用するすべての筋群を8~12分でストレッチすることが望ましく、ストレッチ後に実際の運動を想定した準備運動をプラスすることが効果的とされています。


また種目に応じて体を動かしながら行うダイナミックストレッチ・バリスティックストレッチを取り入れるのも効果的です。


体を温める程度のストレッチなら問題はありませんが、運動前に特定の筋肉に過度なスタティックストレッチを行うことは、筋力・パワーが低下する可能性があることがわかってきました。


これは筋肉の柔軟性を高めることと、筋肉の長さと力の関係の変化、神経反射が相反することから生じます。

運動後のストレッチはクールダウン

運動で収縮した筋肉の長さを戻し、神経反射を緩めるためにスタティックストレッチを取り入れましょう。


このとき、反動をつけずゆっくりと、使った筋肉を伸ばしてあげてください。 使った筋肉は左右均等でなく、その日によってもハリや硬さが違うため、伸ばす時間を気にする必要はありません。


気持ちいいと感じるところまで、1回きりではなくこまめに伸ばすようにしていくと効果的です。

まとめ

ストレッチは、筋肉を伸ばして筋肉を柔らかくし、関節の可動域を広げます。ストレッチをすると、怪我の予防や疲労回復効果が得られます。


また、体が柔軟になるのでスポーツの上達に役立つため、練習前の柔軟運動がわりに行うのもいいでしょう。


ストレッチは道具も必要なく、狭い場所でも実施できるので、運動不足解消のために行う人も多いようです。また、ストレッチには体だけでなく、精神的な疲労を癒す効果もあります。

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