股関節の筋肉を和らげるメリットとストレッチ法!

query_builder 2022/09/25
姿勢
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以前はペタッと開脚できたはずが、いつの間にか股関節が硬くなってしまった。それは年齢のせいではなく、周辺の機能が低下していることが原因かもしれません。

そのまま放置してしまうと、身体にさまざまな不調が生じる可能性があります。



動きの基本は股関節から

股関節について

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股関節(こかんせつ)がどこにあるのか、知っていますか?


股(また)という言葉から、いわゆる股間のあたりを連想する人が多いようです。実際にはもう少し奥のお尻に近いあたりで、太ももの骨が骨盤と接する部分の関節が、股関節です。


そのため股関節に障害が起こると、お尻や太もも、腰のあたりに痛みが生じやすくなります。

また、歩き方にも影響が出て、ひざにも負担がかかります。坐骨神経痛や腰痛、あるいはひざ痛などと間違えやすいのですが、実はおおもとの原因が股関節にあることも少なくありません。


股関節は、日常のすべての動作に影響する大切な部分です。例えば歩いたり、階段を上ったり、いすから立ったりといった動作は、股関節がうまく動くことで初めてスムーズな動きをすることができます。


股関節がうまく動かないと、腰もスムーズに回転しません。
ところが加齢とともに、だれでも股関節の動きが悪くなります。その理由に次の2つが挙げられます。

(1) 股関節や周囲の筋肉などが硬くなる。
(2) 股関節を支える筋肉が弱る。

その結果、股関節にかかる負担が大きくなり、日常の動作や歩行に支障をきたすようになります。痛みが出てから股関節の障害に気付くことが多いのですが、もし次のようなサインがみられたら注意しましょう。


・歩幅が狭くなった(大また歩きがしにくい)。

・平らなところでつまずく。

・いすから立つとき、机やひざなどに手をつく。

・階段が上りづらい(なめらかに足が上がらない)。


股関節ストレッチの効果・メリット

①全身のめぐりがよくなる

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股関節の周りにはリンパや大きな血管が通っているので、股関節が硬いと冷え性に繋がり、浮腫みや下半身太りなどを引き起こしやすい。股関節をほぐすことで、全身のめぐりがよくなり、美肌をつくることもできる!

②上向きのお尻と美脚をゲット!

お尻をプリっとさせるのに必要な筋肉の一つが、太ももの裏側にある筋肉=ハムストリング。


通常、股関節が柔らかいと歩くなどの日常動作でこの筋肉を使うことができる。


一方で股関節が硬く可動域が狭いと、前ももの筋肉ばかり使ってしまいハムストリングが弱まり、脚もお尻も理想のラインから遠ざかる結果になってしまうので、美ボディーを目指すのなら、股関節をほぐす必要がある。

③ぽっこりおなかの解消

運動をしているのに、ダイエットを頑張っているのに、痩せられない......という人は、股関節がガチガチかも。関節が硬いことで、代謝が下がってお腹まわりに余分な肉がつきやすいのだとか。そのため股関節が柔らかくなれば、ぽっこりおなか解消につながるということ。

④腰痛や肩こり、猫背の改善が期待できる

腰痛や肩こり、猫背で悩んでいる人は骨盤の位置が問題の場合も。股関節が柔らかくなると、骨盤が正しい位置に戻るため、悩みの改善が期待できる。

おすすめの股関節ストレッチのメニュー(やり方)

股関節ストレッチ①

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・足裏を合わせて座り、姿勢を正す。

・骨盤とお尻の穴をしっかりと意識。

・息を吐きながら後傾する。このとき、胸ではなく、骨盤を動かすように意識して。

・前傾後傾をゆっくりと10回繰り返す。


股関節ストレッチ②

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・足裏を合わせて座る。

両手で両ヒザを押し、10秒キープ。これを5セット(緊張と弛緩を繰り返す)。


股関節ストレッチ③

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・脚を開脚したら、太ももを内側にまわす。

・姿勢を正し、前に手を置く。

・この状態を20秒キープする。

※このメソッドも、お尻の下にタオルを挟むのがおすすめ。バスタオルを2~3枚重ねて、お尻の位置を高くするととても気持ちよく伸びるはず。


股関節ストレッチ④

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・足を大きく開き、90°に曲げる。

・背筋はまっすぐを意識。背筋をまっすぐしたまま、両ヒジと手を床に着いて。20秒キープする。

お尻の穴を自分の体から遠ざけるイメージで。内腿や関節が伸びているのを感じるはず!


股関節ストレッチに取り組む際のポイント

毎日の継続が重要

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ストレッチは即効性が高く、すぐ股関節部の動きに改善が見られるでしょう。


しかしそれは一時的なものに過ぎず、時間が経てばすぐ元通りになります。


根本的に状態を改善して股関節を柔らかくするには、毎日の継続が欠かせません。

無理に伸ばし過ぎない

しっかり股関節をストレッチで伸ばすと、「痛いけど気持ちいい」ような感覚になります。伸ばす程度はこの範囲にとどめ、無理やり伸ばすと逆にケガをする原因になります

凝り固まっている場合はほぐしてから行う


いくら股関節をストレッチしても、思ったように筋肉が伸びないことがあります。その原因として考えられるのが、トリガーポイントです。

トリガーポイントは筋肉の凝り固まってしまった部分のことで、これをほぐさなければ筋肉はうまく伸びてくれません。マッサージや筋膜リリースなどを行い、トリガーポイントをなくしてからストレッチしましょう。

また、身体が冷えている状態では筋肉が固くなっており、やはりストレッチでもうまく筋肉を伸ばせません。ウォーキングやジョギングなどを行い、少し身体を温めると伸びやすくなります。


まとめ

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運動能力の低下や身体の不調、歪みなどが気になっている方は、股関節の柔軟性が低下しているかもしれません。

股関節はストレッチを無理なく続けることで、柔らかくすることができます。毎日継続して柔らかい股関節を獲得しましょう。


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