スムージーって身体に良いの?スムージーに含まれる栄養素と期待できる効果について解説!

query_builder 2022/05/12
健康
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こんにちは!

Yu'sGYM井の頭・吉祥寺店トレーナーのYUです!


スムージーといえば「体に良さそう」「ヘルシー」といったイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。


しかし普段の食生活や不足している栄養素は人それぞれ。スムージーを作る食材によって、美容や健康への影響も変わるため、自分に合った飲み方をすることが大切です。


今回はスムージーを飲むメリットや飲むタイミング、適した食材など、スムージーに関する基礎知識を教えていただきました。

スムージーとは?

氷を加えたり凍らせた野菜や果物をミキサーにかけた飲み物の総称

スムージーとは、野菜や果物を組み合わせて作るドリンクです。


伝統的なレシピでは、凍らせた野菜や果物をミキサーにかけて作るものでした。


しかし、時代によってレシピも変化して、現在では素材を凍らせず生のまま氷とミキサー―にかけることが主流になっています。

スムーズな食感になるところからスムージーと言われる

スムージーの特徴はなめらかでスムーズな食感とのど越しですが、このスムーズな食感がスムージーの名前の由来だと言われています。


もともと、スムージーを作るときには、野菜や果物を中心に、牛乳やアイスクリーム、ヨーグルトとハチミツやガムシロップなどの甘味を加えてミキサーにかけていたため、単に野菜や果物だけをミキサーにかけたときよりも、なめらかになるのもスムージーの特長です。

アメリカ発祥のドリンク

今では日本にも健康的なドリンクとして定着したスムージーですが、実はかなり歴史のある飲み物です。


スムージーが誕生したのは、なんと今から約100年前。アメリカの西海岸にあった健康食品の店で、1920年代に作られたのがきっかけと言われています。


当時のアメリカは電化製品が大幅に広まり始めた時代。主婦の仕事を助けてくれるジューサーやミキサーも一般家庭に普及したことから、スムージーも家庭でひんぱんに作られるようになりました。


また、当時の販売方法は店頭での実演販売が中心でしたが、そのときに作られていたのがスムージー。


面倒なスムージーもすぐに作ることができるということから、ミキサーやジューサーが大ヒット、ジューサーやミキサーをアメリカの家庭に広めた立役者はスムージーだということもできます。


ただし、当時のスムージーは甘くして飲むのが一般的。


今のような健康的な飲み物というよりも、シェイクのような感覚で飲まれていたものでした。


それが変化するのは二十一世紀に入ってから。アメリカの主婦が葉野菜などをふんだんに使ったグリーンスムージーを考案、野菜不足を補って家族の健康や女性の美容に役立つと人気が広がりました。


日本でも2010年ごろから健康に役立つスムージーが上陸、モデルやタレントの間で話題になり、次第に多くの人に浸透していきました。

スムージーを飲むメリットって?

1.不足しがちな食物繊維を摂取できる

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野菜や果物をスムージーにすることで、食物繊維を効率的に摂取できます。


食物繊維には腸内環境を改善し老廃物の排出をスムーズにする、血糖値やコレステロールの吸収が緩やかにするといった、多くの効果が期待できます。


しかし近年は穀類や芋類などの摂取量の低下によって食物繊維の摂取量も低下しています。 野菜や果物をスムージーにして効率良く摂取しましょう。


特に食物繊維が多く含まれる野菜や果物の皮や茎も、ムダなく体に取り込めるのでおすすめです。

2.ビタミンの損失を防ぎ、余すことなく摂取できる

糖質、脂質、たんぱく質を分解してエネルギーに変える代謝にはビタミンが必要不可欠です。


特に代謝に重要なビタミンB群は水に溶けやすい性質があり、長時間水に浸したり加熱したりすると損失しやすくなります。


スムージーにすることで、野菜や果物に含まれるビタミンB群の損失を軽減できます。 また、抗酸化作用の高いビタミンCも熱による損失が大きい栄養素です。


特に、ストレスが多い人や喫煙をする人は不足しやすいと言われているので、ビタミンCを取るときには調理方法に注意しましょう。


イチゴやキウイ、パプリカなどはビタミンCが多く、スムージーとしても使いやすい食材なのでおすすめです。

3.野菜・果物を一度に摂取できる

「野菜は1日に350g食べましょう」とよく耳にしますが、大人の女性の場合、実際には約270gしか摂取できていないと言われています。


朝食はパンとコーヒー、昼食はコンビニでサンドイッチとサラダ、夜はイタリアンという食生活の方も多いのではないでしょうか。


1日350gの野菜を摂取することは忙しい現代人にとってなかなかハードルが高いものです。


野菜は食物繊維が多く含まれていて噛みごたえもあるため、満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防止に繋がると言われています。


野菜が不足すると、その分糖質や脂質を多く摂ってしまい、必要なビタミン、ミネラル、食物繊維などが不足しがちに。


外食続きで野菜が不足している、便秘が続いているという時は、ミキサーを使ってスムージーを作れば、効率良く野菜や果物を摂取できるでしょう。

おすすめのスムージー食材

1.小松菜

小松菜は独特なアクも少なく、ビタミンCやカリウム、カルシウムといった様々な栄養が含まれているのでスムージーの食材として人気があります。

りんご

りんごにはポリフェノールやビタミン、カリウムなどの豊富な栄養成分が含まれています。 さらにりんごの皮には整腸作用を促すペクチンが含まれており、スムージーなら逃さず摂取できます。

3.にんじん

βカロテンが豊富に含まれているにんじんですが、他にも各種ビタミンや食物繊維など様々な栄養成分が含まれおり、スムージーの人気食材の一つです。

スムージーの正しい飲み方と注意点

飲む直前に作る

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スムージーは、生の野菜や果物、または冷凍野菜・冷凍果物を使っているため、新鮮なうちに飲むのがベストです。


作ったまま放置しておくと栄養価が落ちたり、酸化して味が変わったりしてしまいます。作り置きせずに、飲む直前に飲む分量だけを作りましょう。

美容と健康を優先するなら氷を入れない

凍った食材や氷を使って作ったスムージーは、口当たりがさっぱりしておいしく飲めます。


しかし、食材の栄養素の力を最大限生かして体に優しく飲むなら、常温がおすすめです。


スムージーに限らず、冷たい飲み物は体を冷やし、代謝を下げる原因となります。


できれば常温のスムージーを飲んで、美と健康への効果を生かしましょう。


温かいスムージーもOK

寒い時季には、温かいスムージーにトライしてみましょう。

温かい飲み物は体を温めるだけでなく、ポリフェノールやリコピンなどの栄養素を吸収しやすくなるといわれます。

噛みながら飲む

スムージーはドリンクなので本来は噛む必要はありませんが、咀嚼(そしゃく)することによるメリットもあります。


咀嚼には、「ヒスタミン」という神経伝達物質の分泌を促し、食欲をコントロールしたり、エネルギー代謝を上げたりする効果が指摘されています。


また、消化酵素の分泌を促す働きもあります。噛みながら飲む

食事と一緒に取る

ダイエット目的でスムージーを食事と置き換える人もいますが、あまりおすすめできません。


なぜなら、スムージーだけでは体に必要なエネルギーが不足して代謝が落ち、かえって痩せにくい体質になるおそれがあるからです。


また、「スムージーしか飲んでいないから」という理由で運動をしないと、筋力が落ちてやはり痩せにくくなる可能性があります。


ダイエット中でも、適度な食事と運動は必要です。ダイエット目的でスムージーを飲むなら、食事と置き換えるのではなく、食前に咀嚼しながら飲めば、満腹感を得られて食事量を抑えられるでしょう。

飲むのは週に何回かでOK

美容と健康に効果的といわれるスムージーですが、毎日飲むのは控えたほうが良いでしょう。


なぜなら、食物繊維の取りすぎで体の調子が悪くなる人もいるからです。胃腸の弱い人が食物繊維を摂取しすぎると、おなかが張ったような感じになることがあります。


そのような場合は、スムージーではなく「コールドプレス」や「ジューサー」で絞ったもののような、食物繊維を取り除いた飲み物のほうが適しています。


偏った飲み方を避け、さまざまな栄養素を取れるように、適度にバランスよく飲むのが理想的です。

スムージーを飲む時間

基本的にはいつ飲んでもいい

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食事の時間が人それぞれ異なるように、スムージーもいつ飲んでも摂取できる栄養に変わりはありません。


ただし、朝食や昼食、夕食で役割が異なるように、スムージーも飲む時間帯に注意することで、自分が求めている効果を手に入れることができます。

朝 … 代謝を高める、活力になる

一日を健康に過ごすためには、朝食は非常に重要になります。


人間の身体は眠っているときもカロリーを消費するため、朝はエネルギーが不足した状態。


その状態で朝食を抜いてしまうと、身体はできるだけエネルギーを消費しないように省エネモードに突入、結果としてカロリー消費を低くするため、代謝が下がり、必要な力を発揮することができません。


また、エネルギー不足が深刻になると、身体は筋肉を分解してエネルギーに変換しようとするため、さらに活力が下がってしまいます。


これは食事だけでなく、スムージーを摂取するときにも言えることで、朝にスムージーを摂取した場合、一日を通じて代謝を高めて、健康的に痩せやすい体質に導くことができます。


また、人間の身体は午前中は排泄の時間と言われているため、この時間帯に豊富な繊維質を含むスムージーを摂取すると、便秘の解消にも効果があります。

昼 … お腹を満たす、カロリーを消費しやすい

昼食は三食の中でももっともエネルギーに変わりやすい食事。昼食は、しっかり食べてもカロリー消費につながりやすいため、朝と夜は控え目でも昼食はきちんと食べているという方も多いかもしれません。


スムージーの場合、使用する野菜や果物によっては糖質が多くなり、カロリーが気になるということもありますが、お昼の時間帯であれば、カロリーを気にせず好きな食材を使用することができます。


また、スムージーは腹持ちがよいため、食事の量を抑えたいというときにも効果的です。

夜 … リラックスして飲める。消化された状態で睡眠できる

夕食は三食の中でももっともカロリーを摂る食事ですが、食べる時間が遅くなると摂取した食事が脂肪に変わりやすいだけでなく、未消化の状態で眠りにつくことで胃腸に負担がかかってしまいます。


しかし、スムージーはすでにミキサーに掛けられているため、消化・吸収がしやすいため、胃腸に負担を掛けずに栄養を摂取することができます。


また、一日の食事を振り返って、不足していると感じる食材を補えるという効果もあります。

手軽なスムージーで美と健康を手に入れよう

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スムージーは、野菜や果物をミキサーにかけるだけで作れるという手軽さに加えて、体に良い栄養素をたくさん摂取できるという点が人気の理由です。


野菜が不足しがちな現代人にとっては、魅力的なドリンクといえるでしょう。


また、材料を自分で選べば、ダイエットや美肌など目的別のスムージーを自分好みの味に仕上げることも可能です。組み合わせは自由自在。いろいろ試しながら、自分にぴったりな一杯を見つけてみませんか。

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