筋膜リリースのダイエット法とは?効果を高める方法!

query_builder 2023/07/12
ダイエット健康姿勢運動
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筋膜リリースというエクササイズを聞いたことがあるでしょうか。  


近年、急速にプロのアスリートが取り入れ始めたエクササイズです。   実は、


この筋膜リリースには、ダイエットの効率を高めてくれる性質があります。  


そこで今回は、この筋膜リリースとダイエットの関係やおすすめのメニューについて詳しく解説してきます。

筋膜って何?

筋膜とは?

筋膜とは、筋肉を包むタンパク質の線維でできた伸縮性のある薄い膜のこと。 『第2の骨格』といわれるほど体にとって重要です。 筋肉は細い「筋線維」の束から成り立っていて、 筋膜はその筋線維の1本1本を包み込んでいます。

筋膜の役割・構造

筋膜は筋肉だけでなく、内臓一つひとつをも覆っており、表層部から深層部まで全身に張りめぐらされていることから、『第2の骨格』ともいわれています。
骨や内臓も包んで支える三次元的なボディスーツといえるでしょう。

そんな筋膜が一部分でもよじれると、ボディスーツの形がいびつになります。
筋膜は全身に張りめぐらされているので、いびつな形は他にも波及し、姿勢が悪くなったり、ボディラインの崩れにつながったりするのです。

筋膜は、丈夫なコラーゲン線維と、伸縮性に優れたエラスチン線維という2種類のタンパク質の線維が編み上げられ、網目状のガーゼのような構造をしています。

しかし、同じ姿勢を繰り返すなどが原因で、網目のすき間にある粘性のある水溶液の水分が失われると、コラーゲン線維とエラスチン線維にまとわりついてよじれたり、筋膜同士が癒着してしこりができたりします。
このしこりが、こりや痛みの元となるトリガーポイントとなるのです。

筋膜リリースとは?

筋膜リリースとは?

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非対称な姿勢や動作をとり続けることや同じ姿勢を長時間とり続けること、怪我などによって身体の一部に負担がかかり、身体がアンバランスな状態となると筋膜が自由に動けない状態になります。


すると筋膜のよじれが生じて筋膜と皮膚・筋肉との間の滑らかな滑りが失われます。  


筋膜のよじれができると、コラーゲン繊維とエラスチン繊維が一部により集まり、本来はサラサラの状態が粘っこくなってほどけなくなります。  


筋膜は全身につながっているので、ほかの筋肉や筋繊維にまで動きの悪さが波及し、痛みや筋力の低下、柔軟性の低下、運動パフォーマンスの低下、日常生活活動の低下がみられるようになります。  


筋膜のよじれやねじれを解消して、正しい筋と筋膜の伸長性と筋肉の動きの回復を促すのが筋膜リリースです。  


筋膜リリースはストレッチのようにある一定の方向に伸ばすのではなく、筋膜をさまざまな方向に解きほぐしていくことです。

筋膜リリースの効果

こりや痛みの軽減

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凝り固まっているポイントとなる筋膜を引き剥がすことで、血液の循環を良くしこりや痛みの軽減につながります。


また、血行促進により疲労感の改善にも効果があります。

姿勢の改善

姿勢の悪さは幼い頃からの癖やフォームが影響して起こります。 一回変な癖がついてしまうと、筋膜がよじれて凝り固まりそのコリによって体が柔軟性を失い姿勢が悪くなります。 そしてこのコリを筋膜リリースにより改善することができれば、筋膜がどの方向にも自由に動くようになり姿勢改善に繋がります。

内臓機能の回復

体が歪んでいると血流が悪化し、内臓機能が低下します。


筋膜リリースにより正しい姿勢を取れるように改善すると、体の歪みが原因で弱っていた内臓機能の回復が期待できます。


体の痛みを取り除くには、内臓機能を整えることも必要不可欠となります。

関節可動域を広げる

筋膜のねじれやよじれが元の正しい位置に戻ると筋肉や筋繊維を包む筋内膜に柔軟性が出ます。


柔軟性が上がれば、運動パフォーマンスの向上やトレーニングを行う際の怪我防止にも繋がります。

筋膜リリースの効果的なやり方

前ももの筋膜リリース

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  1. 右の前ももにローラーを当ててコロコロと転がしていきます。
  2. 前ももの前側の筋肉は、足の付け根から膝上までついているので全体的にほぐしていきましょう。
  3. 全体的にほぐれてきたら、トリガーポイントを見つけてその部分を細かく揺らすように重点的にほぐします

外ももの筋膜リリース

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  1. 太ももの外側にローラーを当てて画像のような姿勢を取りほぐしていきます。
  2. 大転子という骨から膝の外側についている筋肉をほぐしていきます。
  3. 筋肉が薄いので体重をかけないように注意してください。

お腹を凹ませたい人へ

  1. フォームローラーを体に対して直角に置く
  2. うつ伏せになり、お腹をフォームローラーに乗せる
  3. 肘とつま先で体を支え、適度にフォームローラーに体重が乗るように調節する
  4. 体を前後させて、コロコロと腹筋を20秒ほど刺激する

ふくらはぎを細くしたい人へ

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  1. フォームローラーを体に対して直角に置く
  2. 長座の姿勢になり、右足をフォームローラーに乗せる
  3. 左足を右足の上にクロスして乗せ、両手を後ろにつく
  4. 右足を伸ばして、お尻を持ち上げフォームローラーに体重を乗せる
  5. 体を前後させ、ふくらはぎの筋膜を20秒ほど刺激する
  6. 反対側も同じように行う

筋膜リリースのポイント・注意点

慣れないうちは体重をかけすぎない

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筋膜リリース中はある程度の痛みをともないますが、慣れないうちは激しく痛むことがあります。


最初は体重を軽くかけて、慣れてきたら徐々に負荷を増やしましょう。

ほぐしすぎに注意

ほぐしすぎると、筋肉などを傷つける恐れがあります。


ほぐす時間は1箇所につき、60秒程度にすることがポイントです。

テニスボールでも代用可

筋膜リリースは、テニスボールでもおこなえます。 とくに足の裏や二の腕など、ピンポイントで刺激したい部位には最適です。ローラーがないときは、テニスボールで代用してみましょう。

まとめ

筋膜リリースは、プロのアスリートも取り入れるほど効果的なエクササイズです。


ダイエット目的だけでなく、スポーツのパフォーマンスアップやケア、姿勢の改善など様々なメリットがあります。  


気軽に筋肉や骨格の不調を改善できるので、ダイエットの一貫として取り組むと思わぬ良い結果を得られるかもしれません。ぜひ一度チャレンジしてみてください。

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